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認知症・アルツハイマーについて

早期発見ポイント

早期発見のポイント
  • ・物忘れがひどい
  • ・判断・理解力が衰える
  • ・時間・場所がわからない
  • ・人柄が変わる
  • ・不安感が強い
  • ・意欲がなくなる
脳ドックをする
脳ドックによって脳卒中や脳腫瘍が予防・早期発見できる事はご存知の方も多いと思いますが、脳ドックは大脳の萎縮が原因で引き起こされる認知症や若年性アルツハイマーの発見にも大いに役立っています。
「若年性アルツハイマー」とは、18歳から64歳以下に発症をするアルツハイマーです。症状は高齢者のアルツハイマーと同じものですが、事故による頭部損傷などによって発症するケースもあります。女性に多く見られるのが特徴ですが、頭痛、眩暈、不眠、不安感、抑うつなどの症状が現れると若年性アルツハイマー認知症の疑いがあります。
特に家族にアルツハイマーを患っている人がいる場合は十分な注意が必要です。また、物忘れが激しくなったり計算が出来なくなどの症状は、若年性脳血管性認知症の兆候かもしれません。しかしいずれも脳ドックによる早期発見によって改善、回復できる可能性があります。
認知症やアルツハイマーは高齢者の病気というイメージが強くあり、若いうちは自分と結び付けて考えにくい病気ですが、少しでも不安があれば早めに脳ドックを受けるようにしましょう。
受診時に共通の反応
お年寄りの認知症は、脳血管性とアルツハイマー型とに大別される。かつて日本では脳血管性が圧倒的に多かったが、浴風会病院(東京)の大友英一院長によると、最近はアルツハイマー型の方が多くなったという。
「1991年以前は脳血管性とアルツハイマー型の割合はほぼ 3 対 1 でしたが、それ以降はアルツハイマー型52%、脳血管性33%、残りが混合型などほかのタイプでした」  アルツハイマー型の認知症では、受診時に共通した反応が見られる。 「通常、家族が付き添って受診しますが、質問された本人は、必ずといってよいほど、そばに立っている家族の顔を見て、教えてほしい、答えてほしいといった動作をするのです。家族が右にいれば右を、左にいれば左を見上げます。」 この動作は、自分に自信がなく、だれかに頼りたいという患者の気持ちの表れと考えられています。